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備忘録・自作テーブルソー・自作塗装ブース・DIY等
  • 超小型簡易粉塵除去装置 完成
    2023/06/28 11:00  
    唐突ですが、「超小型簡易粉塵除去装置」を作りました。


    超小型簡易粉塵除去装置

    以前製作した「小型粉塵除去装置」をさらにコンパクトにしたものです。

    卓上グラインダーを使うと材料やディスクの削りカスが飛び散り気になったので急遽作った次第。掃除機を結合するという手もありましたが、掃除機はうるさいし長時間駆動もできないのでDCファンを使った空気清浄機が宜しかろうと判断。

    製作コンセプトは「簡便」。

    「小型粉塵除去装置」より簡単に作ることにした。
     

    駆動系



    簡易版空気清浄機ということで「小型粉塵除去装置」よりコンパクトなものを志向。「小型粉塵除去装置」で採用したDCブロアファンだと排気経路を考えなくてはならないので今回はシンプルに軸流DCファンを用いることにした。


    12cm角 DCファン(12V 0.9A)

    前から吸い込み後方に排気。

    電源は「小型粉塵除去装置」と同様、ACアダプタの外部電源とコードレスで使用できる乾電池を用いた内部電源の2Way。コードレスは非常に使い勝手が良い。
     

    内部電源は底に配置した乾電池(エネループ)8本で駆動


    外部電源は12V ACアダプタを接続
     

    電源スイッチ
     

    フィルター



    フィルターは前面の不織布フィルターのみ。枚数を重ねることでフィルター性能を変更する。キャッチできない微細なものは後方に吹き飛ばす!(苦笑

    フィルターは100均で売っているレンジフードフィルターを利用。設置は「小型粉塵除去装置」と同じ挟み込みカセット方式。



    ただ、折りたたみ部は丁番からクリアファイルから切り出したものに両面テープを貼り付けて内側でつなげた。補強として外側にカッティングシートで結合。

    100均の焼き網を利用した網も縦横から横のみの構造にして簡素な作りに。枠もアルミアングルを横のみに採用。

    本体への設置も網戸のように上の溝に差し込んでから下に落とす構造にして作りを簡素にした。




    「小型粉塵除去装置」(左)との比較。

    小型粉塵除去装置:W190☓D98☓H400(突起物除く)
    超小型簡易粉塵除去装置:W180×D80×H210(突起物除く)

    ●仕様
    電  源:DC12V
    消費電力:7.2W
    最大静圧:104.6Pa
    最大風量:3.64m3/min
    寸  法:W180☓D80☓H210(突起物除く)
    質  量:3.2kg

    ●使用材料
    ・MDFボード(9mm厚)
    ・MDFボード(5.5mm厚)
    ・MDFボード(4mm厚)
    ・アルミ複合板
    ・アルミ材
    ・透明塩ビ板(1mm厚)
    ・DCファン 12cm角 12V 0.9A DELTA AFB1212VHE
    ・電池ボックス(単三☓8)
    ・ロッカースイッチ
    ・DCジャック
    ・焼網
    ・超強力マグネット
    クリアデカール

    ●使用工具
    ・スライド丸ノコ 日立工機 C6RSHC
    ・テーブルソー プロクソン 28006改
    ・テーブルソー プロクソン 28070改
    ・卓上ボール盤 レクソン DR2250R改
    ・自作トリマーテーブル TT350
    ・ドリルドライバ 日立工機 DS10DAL
    ・ドリルドライバ 日立工機 DS10DFL
    ・ホットガン リョービ HAG-1551
    ・ニッパー
    ・ワイヤーストリッパー エンジニア PA-06
    ・ヤスリ
    ・+ドライバー#2
    ・ハサミ
    ・彫刻刀
    ・ノギス  ミツトヨ CD-15PSX
    ・コンベックス タジマ Gロック-13

    ・木工用接着剤 コニシ ボンド 木工用速乾
    ・万能接着剤 モノタロウ もっとくっつけ太郎
    ・両面テープ
    ・墨汁
    ・油性ニス(ブラック) ワシン
    ・油性ラッカースプレー(つや消しクリア)
    ・水性スプレー(ブラック)

    ・パソコン MacPro
    ・バソコン iBook
    ・プリンタ MD-5500

    ●総 評
    「ボール盤 SDP-300V 大改造計画」と「14インチ小径折り畳み自転車 DOVE eva」計画で作ったアルミ製オリジナルパーツの研磨に卓上グラインダーを使ってみたら結構削りカスが出たので、「何か対策をしなければ」と思い急遽作った次第。

    あくまで簡易型なので多くは望みません。ただ、粉塵の85%はキャッチできると思うので有効と考える。
    「小型粉塵除去装置」も使い勝手良いけど、コイツも使えそうだ。市販の空気清浄機より吸引力が強いのでDIYをやってる人は健康のためにも作って損は無いと思う。
    ハンダ作業時にも吸煙器として使えるし、夏場はフィルターを取り外して表裏逆に置けば扇風機としても活用可能だ。

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  • フレーム塗装_03 デカール編
    2023/06/04 23:28  
    FIAT AL-FDB140 カネを掛けずに質感アップカスタム

    今回はフレームへのデカール貼付。

    デカールはアルプス電気のMD-5500で制作。

    自作のネルフデカール。


    貼付前


    貼付


    DAHONロゴ

    「FIAT」や「RENAULT」より「DAHON」ブランドの方がシックリする。


    NERVロゴ

    デカールを貼ると引き締まりますねぇ。

    この後はクリア塗装をして研ぎ出し。


    クリア塗装



    アサヒペンの「クリエイティブカラースプレー」は吹付けが均等に拡散してタレにくく、溶剤も無駄に強くないので地を犯しにくい。廉価スプレーとは違う。

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  • フレーム塗装_02
    2023/05/27 19:48  
    FIAT AL-FDB140 カネを掛けずに質感アップカスタム

    フレームのベース塗装が一応完了。



    この後はデカールを貼付してクリア塗装。
    梅雨に入ると塗れなくなるなぁ。

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  • ヘッドバッジ製作
    2023/05/20 23:32  
    FIAT AL-FDB140 カネを掛けずに質感アップカスタム

    ヘッドに付けるヘッドバッジの製作。

    デカールで済ませようと考えていましたが、立体感のあるヘッドバッジの方がカッコイイんじゃないかとなんとなく気が変わったので作ることにしました。


    AL-FDB140 に元々付いていたFIAT のヘッドバッジ。品質が低くてダサいです。

    自転車のカスタムでヘッドバッジまで自作する人はあまりいないと思いますが、作る人は作ります。ネット検索すると銅板にマスキングして腐食させるエッチング手法が主流のようです。

    う〜ん、なんか色々面倒くさそう。

    手持ちの材料だけで済ませられる物にしようと思い、2mm厚アクリル板で作ることにしました。

    アクリル板製ヘッドバッジ製作は完全あららオリジナル技法。まぁ、そんな大したもんでもないけど。

    デザインはネルフ仕様の小径車という設定なので、ダホン・ネルフのコラボロゴを制作。土台となるデザインはダホンのものを基本にしてみた。


    ダホン純正ヘッドバッジ


    ダホン・ネルフのコラボヘッドバッジデザイン

    デザインが決まったら土台のアクリル板の型抜き。型をレーザーラベルに印刷してアクリル板に貼り付ける。




    型に沿って自作卓上トリマーテーブルで大雑把に切削。サクサク削れるので削り過ぎに注意。

    次に棒ヤスリで細かく削る。


    アクリル板の型抜きはこれで完了。

    次は、アクリル板をヘッドチューブの曲面に上手く合うように曲げられるか試してみる。

    アクリル板をホットエアガンで熱してパイプに押し当ててみるが、ホットポイントにムラがあるようで熱い所だけが曲がってしまい失敗。まー、想定の範囲内。


    キレイなアールにならない

    ヘッドチューブのサイズに合致する金属パイプかガラス瓶はないかと物色してみるもウチには見当たらない…。プラスチック製は熱で変形してしまうのでダメ。

    仕方ないので自作卓上トリマーテーブルでφ38mmの木製円柱を製作。旋盤があればもっと簡単に作れるんだけどね。旋盤欲しい。


    自作卓上トリマーテーブルで円柱を製作。自作卓上トリマーテーブルまじ便利♪

    溜まっていた木片で即興工作。


    アクリル板アール変形治具〜!(ドラえもん口調)

    アクリル板を中央の円柱に乗せて重ねた紙を被せ、常にテンションが掛かるように紙の左右をクリップと板で固定。


    常にテンションが掛かっているので綺麗に曲げられる。

    アクリル板をホットガンで炙れば円柱のアールに変形。


    加工前(左)と加工後(右)

    ほぼ思惑通りにいきました。

    アクリル板のエッジは棒ヤスリで軽くラウンド処理し、熱でボテッとしたアクリル板表面を紙やすりでならしてコンパウンドで磨く。

    ダホン・ネルフのコラボロゴをデザインしたデカールを貼付。


    デカールはアクリル板の裏側に貼るので鏡面印刷

    ちなみに、ブラック色ならアルプス電気のMD-5500を使わなくてもレーザープリンタでデカール制作ができます。


    ハイキューパーツ クリアデカールTH B5

    裏からシルバーの水性スプレーを吹きます。


    油性だと溶剤が強くてデカールを犯す恐れがあるので水性を推奨。

    デカールはエッチングと違って細かい文字も再現できる。

    ヘッドバッジ
    アクリル製 ダホン・ネルフ コラボデザインヘッドバッジ。

    まずまずいい感じに仕上がりました。パッと見なら手作りには見えないでしょ。質量は2.5g。
    早くフレームに貼り付けてぇ。

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  • フレーム塗装_01
    2023/05/19 22:35  
    FIAT AL-FDB140 カネを掛けずに質感アップカスタム

    換装パーツもほぼほぼ揃ってきたので、バラしてフレーム塗装工程に入ることにしました。

    今回のカスタムは「カネを掛けずに質感アップ!」がコンセプトなので当然自家塗装。元の塗装も剥離せず上塗り。塗料も安価な油性ラッカースプレーがメイン。
    剥離して粉体塗装が理想ですけどね…

    塗装作業に入る前に、塗装しやすいようにフレームにスタンドを取り付けておく。


    塗装の邪魔にならないようにスタンドを付ける。

    ホントはフレームの分割部分も分離したかったのだが、バラせなかった… これどういう構造になってんの?


    キレイにバラせる気がしなかったので早々に降参しました。無理にバラさなくても塗装はできるし。

    プロショップの橋輪さんはバラせたようです。さすが。

    まずは油脂を除去して全体を紙ヤスリで簡単に削り、プライマーを軽く吹く。そして下地にホルツのプラサフを塗布。



    塗装作業はベランダで行うのだけど、塗装ミストで床が汚れるので床全体を養生し、小型粉塵除去装置で塗装ミストの飛散を抑える。コードレスの小型粉塵除去装置は使い勝手が良い。

    分割部分内側をまず塗装。完全に乾いた後にフレーム全体の塗装に入る。

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