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備忘録・自作テーブルソー・自作塗装ブース・DIY等

11式自作塗装ブース

  • 11式自作塗装ブース 改
    2011/08/15 11:21  
    11式自作塗装ブースを完成させましたが、やはり想定を下回る性能が我慢ならなかったのでアップグレードすることにしました。

     自分で言うのもなんですが、改造によって「ええいっ、11式自作塗装ブースの改良型は化け物か!?」って言うくらい圧倒的な能力向上を果たしました。実に800%以上のパワーアップで赤木リツコ博士もビックリ。


    11式自作塗装ブース 改

    あり得ないわ!
    あり得ないわ!

    【11式自作塗装ブースの反省点】
    ・メインDCファンの性能の低さ
    ・サイドファンの非有効性
    ・アルミダクト接続による吹き返しの発生

     実際に稼働させてみて、上記の欠点があぶり出されたのでこれらを解決します。

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  • 11式自作塗装ブース 完成!
    2011/06/27 01:03  
    自作シリーズ第5弾となるのは「塗装ブース」です。プラモデル製作時の塗装作業で塗料のニオイが臭くてたまらないので塗装ブースが欲しくなったのですが市販品はちょっと高いし、ネットで使用感などを読んでみるとパワー不足とか、自分の部屋に適した構造とも言えないので自作することにしました。製作テーマは「安価・強力・コンパクト」。



    ●設計思想

    1.効率的な吸気と排気

     絶対条件はちゃんと塗装ミストを排気すること! 吸気力がなければ塗装ブースの意味がありません。確実に吸気・排気を実行できるよう数々のアイディアを組み込みました。ホビー用塗装ブースとしては世界最多と思われる5つのファンを組み込んだ、クインティプルファン仕様!


    ・吸気用前面パラレルツインファン
     ファンの吸気力を最大限に活かすため、スプレーガンの至近になる前面配置とし、さらに2つ並べパラレルツイン仕様にして吸気力を2倍に高めました。なお、パラレルツイン吸気ファンは間を詰めて吸気力の一点集中化を図った。



    ・排気用エキゾーストファン
     パラレルツインファンの後方に排気用のファンをもう一つ配置して排気能力向上と逆流防止を図りました。プロペラファンの弱点である静圧を補い、空気の流れを決定づけ吹き返しを無くすこのファンの存在は大きいです。



    ・押し込み用サイドファン
     吸気より排気の方が強い風だということが塗装ブース設計の大きな課題だと考え、強制的に吸気ファンにミストを吸い込ませるように世界初(たぶん)の「押し込み用ファン」を設置。特にフィルターがあると吸気ファンの吸気能力がガクンと落ちますから、「押し込み用ファン」の役割は絶大と言えるでしょう。
     塗装ユニットをすり鉢状にして空気が吸気ファンの一方向へスムーズに流れるようにし、両サイドに「押し込み用ファン」の風が出るようにして中央部の塗装エリアに干渉することなく吹き返しを防止し強力な風の流れを実現させました。

    2.コンパクト設計
     模型製作が趣味といっても年にいくつも作るようなヘビーモデラーではないので、場所を取る塗装ブースを常時設置するのは非合理的。使わない時はコンパクトに収納できるよう、ファンユニットと塗装ユニット、排気ダクトユニットが簡単に分割できる3ピース構造にしました。収納時のスマートさをここまで考慮した塗装ブースは自作はもちろん、市販品でも存在しないでしょう。スクエア形状なので物置などに収納しやすく、メーカー品と比べ1/2以下と脅威のコンパクトさを実現。(ダクトは別ね;) 設置も工具不要で2分程度でできる作りになっています。
     ちなみに、ファンは8cm角のDCファンを採用したので家庭用の一般換気扇よりコンパクトで自由な設計が可能。

    3.コストパフォーマンス
     塗装ブースの使用頻度を考えると大金を投入するのは無駄なので極力安価に仕上げることにも力点を置き、ファンは以前廃棄したプリンタから取り出しておいたものを流用し、塗装ユニットはタダ同然の段ボールを使うことにしました。もっとも、製作過程で凝り始めてしまい予算オーバーしちゃったけど。(汗

    4.機能性
     安価に仕上げると言ってもカッコ悪いのはダメです。機能性も妥協してはいけません。
    ・流体力学
     塗装ブースで大事なのは空気の流れを読んでスムーズに排気させることと考え、吹き返しのない工夫をしました。もっとも、流体力学なんて学問を勉強したことはないので今までの経験と勘で設計。
     窓枠に設置する排気口は外の風が逆流してこないようにフード付きのステンレス製ガラリを採用し、台風の日でも使える耐候性を実現。板にはミゾを付けて窓枠に挟み込む構造にしたので脱落しにくく、かつ簡単に脱着ができるようにしました。

    ・メンテナンス性
     メンテナンス性にも気を配り、必要な部分はネジ止めで分解できる作りにし、フィルター交換も工具無しに簡単に行える構造にしました。



    ・内蔵LED照明
     塗装ユニットのフード上部にLED照明を設置して暗がりを解消。塗装の状態がシッカリ確認できます。


    ・操作性
     主電源スイッチを操作しやすい塗装ユニット上部に配置。また、主電源スイッチ一発でファンとLED照明を動かすことができるとともに、ファン、LED照明のどちらか一方だけ止めるといったことも可能な回路設計になっています。


    ・仕上げ
     仕上げにもちょっと拘りました。極力シンプルなデザインにし、見た目のスマートさにも配慮。塗装はつや消し黒で統一して精悍さを出し、自作デカールやステッカーでそれっぽい雰囲気を出して見ました。おかげで2,000円近くも余計に掛かってしまった…。


    ●先人たちの自作塗装ブースを考察する

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  • 自作塗装ブース 塗装作業完了
    2011/05/21 22:05  
     基本的な塗装作業完了。それにしても大物のスプレー塗装は粉じんがスゴイ。辺り真っ黒け。



     あとはサイドファンを設置してサイドパネルを接着し、デカールチューンをしてつや消しクリアを吹いて、電装作業をすれば完成です。

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  • デカール制作
    2011/05/20 18:10  
     自作塗装ブースに貼り付けるデカールを作成しました。制作にはアドビ Illustratorとアルプス電気 MD-5500とクリアデカールの黄金トリオが活躍。



     それっぽい雰囲気を出すためにタミヤ製を気取ってみました−。


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  • 自作塗装ブース 塗装
    2011/05/18 22:06  
     自作塗装ブースの塗装作業。300mlのスプレー缶があっという間になくなってしまった。買い足しに行かねば…。



     アキバで真鍮棒(1.5×300/2本 179円)とACアダプター、スペーサー、3×12ネジを購入。



     真鍮棒はフィンガードに使用するつもり。ACアダプターは東北パイオニアの「WWR1021-A」9V 200mA。別に使う予定はないのだけど、新古品が1個100円と安かったのでとりあえず買っといた。

     12cm角DCファン(24V 0.7A)。結構パワフルそうなファン発見。

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