先日手に入れたニコンのD780にご機嫌な今日この頃。何故に数ある一眼レフカメラ群からD780に決めたのかお教えしましょう。つか、自分が語りたいだけですけど。
まずは、70Dの画質の悪さをどうにかしたいとの考えから、候補はフルサイズ機であることは決定事項。それと自由な撮影アングルを可能にする可動式液晶モニタは絶対に外せない。この時点でキヤノンの1D、5D シリーズ、ニコンのD一桁機は脱落。予算は18万まで。
ミラーレスはまだまだレンズのラインナップが貧弱で中古レンズも高くコスパが悪いので検討対象としない。
※α99の実態は一眼レフではなくミラーレスなんだけど、中古レンズがお安いので候補に挿入。 候補に上がったのは次の5機種!
・Canon 6D Mark II
・Nikon D850
・Nikon D780
・SONY α99 SLT-A99V
・PENTAX K-1 Mark II さぁ、生き残るのはどいつだ!
結果はすでに明らかだけど… さすがに今さら新品で一眼レフ機を購入する気はないので中古で考えます。自分が重要と考える項目を比較してみた。
| 6D Mark II | D850 | D780 | α99 | K-1 Mark II |
| | | | | |
発売日 | 2017.8.4 | 2017.9.8 | 2020.1.24 | 2012.10.26 | 2018.4.20 |
実勢価格 | 188,000円 | 330,000円 | 250,000円 | − | 178,000円 |
中古価格 | 120,000円 | 210,000円 | 180,000円 | 68,000円 | 145,000円 |
有効画素数 | 2620万画素 | 4575万画素 | 2450万画素 | 2430万画素 | 3640万画素 |
ISO感度 | 100~40000 | 64~25600 | 100~51200 | 100~25600 | 100~819200 |
測光範囲 | EV 1~20 | EV-3~20 | EV-3~20 | EV-2〜17 | EV-3~20 |
検出範囲 | EV-3~18 | EV-4~20 | EV-3~19 | EV-1〜18 | EV-3~18 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 | 1/8000~30秒 | 1/8000~30秒 | 1/8000~30秒 | 1/8000~30秒 |
フォーカスポイント | 45点 | 153点 | 51点 | 19点 | 33点 |
連写撮影 (最速時) | 約6.5コマ/秒 | 約7コマ/秒 | 約7コマ/秒 (約12コマ/秒) | 約6コマ/秒 | 約4.4コマ/秒 |
手ぶれ補正 | − | − | − | ※ | △※ |
液晶モニタ | 3.0型/104万ドット | 3.2型/236万ドット | 3.2型/236万ドット | 3.0型/122.8万ドット | 3.2型/103.7万ドット |
撮影枚数 | 1,200枚 | 1,840枚 | 2,260枚 | 410枚 | 670枚 |
質量 | 765g | 1,005g | 840g | 812g | 1,010g |
スロット | シングル | ダブル | ダブル | ダブル | ダブル |
中古レンズ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★ |
発売日
デジタル技術は日進月歩。同じグレードなら新しい方が高性能。α99は古すぎた。ここでミラーレスの技術も取り入れたD780が二歩リード!
ニコンFXフォーマット裏面照射型CMOSセンサー実売・中古価格
かつて15万円台だった新品価格が19万円に迫る勢いの6D Mark II。この商品にそこまでの価値はありません。D850は中古が割安感あり。D780は順当な中古価格。K-1 Mark II のコスパの高さは驚異的。フラッグシップモデルで17.8万なんてどんなバーゲンプライスですか。K-1 Mark IIに注目。
有効画素数
これはデジカメ性能を知る上で絶対に外せない項目。画素数が高ければ高いほど高精細な画像が得られる。ハイビジョンとフルハイビジョンみたいな違いですね。2450万画素あれば合格。
4575万画素のD850は三歩リード。3640万画素のK-1 Mark IIは存在感を示す。
ISO感度/測光範囲/検出範囲
ノイズ耐性やAF性能等に関する項目。6D Mark IIはここで大きく後退。ノイズ出まくりで選択肢から脱落。
フォーカスポイント
フォーカスポイントが多いと動いている被写体を追従しやすくなるので、スポーツ写真などを撮影する場合はこの項目は重要。自分は静物や風景がメインなのでさほど重視していないけど。
D850のフォーカスポイント連写撮影
スポーツ撮影など一瞬を逃したくない場面に速い連写性能は欲しい。また、オートブラケット撮影でもできれば高速連写できると具合が良い。K-1 Mark II 一歩後退。
液晶モニタ
縦位置撮影でもロー・ハイアングルで撮影できるバリアングルが絶対使い勝手が良いのだけど、それを採用しているのは6D Mark IIのみ。ニコンもかつてコンシューマーモデルでバリアングル液晶モニタを採用した実績があるのにD850とD780は不便なチルト式。チルト式にしなければならない理由があるのだろうか。新型ミラーレス機では縦位置でも使える縦横4軸チルト式画像モニターを採用したようだ。
6D Mark IIのバリアングルモニタ
D780のチルト式モニタ D850とD780は3.2型/236万ドットと高性能。最新のミラーレス機より高精細。
可動式は強靭性で不利になるからできるだけ複雑な機構にはしたくないんだろうねぇ。現場でカメラが壊れたらどうしようもない。ただ、ミラーレスではどのメーカーも過酷な環境での使用を前提としているフラッグシップ機にも積極的に採用している。キヤノンやニコンはソニーには負けられない意地があるのだろう。
撮影枚数
これも重視した項目。なにぶんミラーレスは電気を食い過ぎ。キヤノンのEOS R8 に至っては最悪150枚しか取れない。25年前のデジカメか。全般的にミラーレスは省電力設定にしても350〜450枚程度。予備バッテリーの携帯や頻繁な電池交換作業は面倒くさい。
それに引き換え一眼レフは優秀です。D780は脅威の2,260枚を誇る。D850も最新のバッテリーを使えば2,000枚超えも可能かも。D780二歩リードです。
ニコンのバッテリー・EN-EL15c質量
これは一概に軽ければ良いというものでもないので、バランスが大切ですね。軽いとプラスチック多用でチープ感が出てしまう。マグネシウムボディのD850とK-1 Mark II はズッシリとした手応えがあって質感上げ上げ。良い物を持ってる実感が湧いてくる。
ただね、重いとやっぱり疲れてくるんですよ。近所のスーパーに行くならクラウンよりアクアの方が使い勝手が良いと思うのと同じ。D780はボディの一部にマグネシウムパーツを配することで剛性を持たせながら軽量化を図った。840gは軽くはないけど、腕立て伏せ100回を日課にして対応しよう。
中古レンズ
これも重要な要素。わざわざ一眼レフを選ぶのも良い中古レンズを安価で手に入れられるため。キヤノンとニコンを選んでおけば間違いない。シェアの低いメーカーは不利。
豊富なニコンFマウントレンズ ということで、最終的に残ったのは「D850」と「D780」。ネットでもよく「D850とD780、どっちがいいですか?」って質問をよく目にしますが、大抵はD850をススメる回答が多いです。何といっても4575万画素は圧巻。精細な写真が撮れます。自分もD850を買う気でいました。が、D780の中古が比較的安く出品されていたので飛びついてしまいました。(苦笑
まぁ、ノイズ対策を重視していたので「D850」と「D780」、どっちでも良かったんですね。D850より軽いのも良い。