クルマの盗難防止のため、ハンドルロックを自作しました。
自作ハンドルロック
ご存知の通り、ハンドルロックは色々なメーカーから様々な製品が市販されています。それなのに何故わざわざ自作したかというと、市販品は大きくかさばって収納性が悪い。下手をするとクルマにキズがつく、金ノコで簡単に破壊できる、質の悪いものはカギが回らず解錠できなくなる、等の不満点があったから。
まぁ、あとモノ作りが好きだから。(笑
購入したパーツは
ステンレスチェーンと
南京錠、それとキズつき防止のための布生地。布生地は汚れにくい
撥水生地。さらにクッション性を持たせるため100均で買ったフードレンジフィルターを生地に詰めた。
南京錠とステンレスチェーン
南京錠は最初45mmのものを買ったけど、キツくて使いにくかったため50mmのものに買い換えた。
チェーンは金ノコで丁度良い長さにブッた切る。
ハンドルロック本体と収納袋
装着状態。リムではなくスポーク部に引っ掛けるのがミソ。
ステアリングにガッチリ固定するタイプの市販品は金ノコで切りやすいんですよね。それに比べ本品はジャラジャラしていて力を入れづらくて切りにくい。
収納袋をシフトレバーに被せることでキズつきを防ぎ、構造を隠す役割も持たせる。また、チェーンを切断してもシフトレバー操作が困難。
車外から見たハンドルロック
キズつき防止の布生地は目立つようにオレンジ色を採用。
本気で破壊しようとすれば防ぎようは無いですが、破壊するにはそれなりの時間と道具が必要。防犯で重要な事は犯人に盗む気を起こさせないことなので、ホイールには
ホイールロックナット、ナンバープレートの固定ボルトにも特殊ボルトを採用して、盗難対策をしているってことをアピール。他にも対策をしているのではないかと思わせる。
収納袋にハンドルロック本体を収納した状態。収納時もキズつきにくい構造。コンパクト。
材料費は約3,000円。コスパも良いです。完全オリジナル構造なので初見となる犯人も躊躇することでしょう。
コンプリートカーでもないレヴォーグが盗難の対象になる確率はかなり低いと思っているので用心しすぎと言えなくもないかもしれません。ただまぁ、用心することに越したことはないし、防犯意識の高さを示しておけば車上荒し対策にもなるだろうからやっておいて損はないでしょう。
ロックナットを付けてない高級車を見かけることもよくあるけど、あれはちょっと不用心だと思う。