キッチンのシンク上に取り付ける照明器具を蛍光灯からLEDに交換することにしました。
購入したのはコイズミの「
BB16720PB」という製品。実はコイツを買うのは二度目。
コイズミ BB16720PB
コイツもそうだが、他社の類似製品も頓珍漢なんですよね。照射の向きが奥ではなく手前、自分の顔に向いているので眩しいのです。洗面台ならそれでいいんだけど、手元を照らしたい場合には不適当。メーカーは何でこんなこともわからんのだろう。
こっちではなく向こうを照らせ!
前後逆向きに取り付ければ良いのだけど、後面はプレス加工で凸凹、隙間もあって光が漏れ見た目がとても悪く、そのまま付けるのは現実的ではない。
この凸凹したプレス面は見せたくない。
そのまま取り付けると
こんな感じになってしまいます。
そこで改造です。
改造は後面のデザイン性向上と、スイッチ移動の二点。
●スイッチ移動
前後逆設置するとスイッチのひもが左側になってしまい使い勝手が悪い。
デフォルト状態。
パーツを取り外して光が漏れる隙間をカッティングシートで塞ぐ。
逆側に取り付け直したスイッチ。穴はドリルであける。
スイッチ移動改造を施した状態。
●後面のデザイン性向上
後面の凸凹プレスは出っ張り高3mmを全体でかさ上げ。
3mm厚のアルミ複合板を接着して段差を無くす。
1mm厚の塩ビ板を貼り付けてみっともなさ解消。接着にはコニシの「
ボンド ウルトラ多用途SUクリヤー120ml」を使用。この接着剤はとても良い。
本体と塩ビ板の隙間はコーキング処理して完成度を上げる。
●設置
交換前の蛍光灯。
コイズミ BB16720PB。サイズも元の蛍光灯とほぼ同じ。
上部手前に光が漏れないよう隙間テープを貼り付け。
見た目も違和感なく、初めからこういう製品って感じでしょう。
問題なく作動。
元の蛍光灯は15W。交換したコイズミ BB16720PBはFL20W相当なのでかなり明るくなりました。BB16720PBの下位製品にFL15W相当の
BB16721PBがありますが、蛍光灯15Wとの交換ならFL20W相当の
BB16720PBにした方がよいです。
ちなみに、色温度は「昼光色」より自然な色合いの「昼白色」がオススメ。「昼光色」は色温度が高く青白いので目に刺さる感じになります。あと、センサースイッチタイプはやめた方がいい。
実は同様の改造、今回で3回目。1台目は「昼光色」タイプを買って失敗した。