ボール盤のモーターが逆回転できるようになれば何かと便利そうなのでそうできるよう改造を施します。

配線をちょっと繋ぎ変えれば簡単にできると思っていたけど、そんな単純ではなかった。(まぁ、複雑というほどでもないけど)
小学校の理科で習っただろうからご存知とは思いますが、電磁モーターは電気で磁界を作りS極とN極の反発作用を利用して回転します。直流モーターなら+−を繋ぎ変えれば逆回転するが、交流モーターではそうはいかない。
SDP-300V モーターはコンデンサ始動式、分相始動式単相モーター。一見しただけではよくわかりませんが、コイルが主コイルと始動コイルにわかれている。主コイルと始動コイルに流す電流に時間差を与えることで回転の方向性が決まるのだ。
問題は、どっちが主コイルと始動コイルの線だかわからんこと。配線を間違えるとどちらに回るかわからない状態(どちらにも回る状態)になります。テキトーに繋いでみて正解を探し当てました。(苦笑
モーターが逆回転したぜぇ!あとは配線処理をどうするか考える。
しかし、鉄に磁性がなかったらこの世の中はどうなっていただろうね。生命の誕生もなかったのではないだろうか。この宇宙は上手くできている。というか、できすぎ。