実車が届いたのでまずはチェック。
細かいキズは沢山付いていたけど、使用感はゼロ。キズはテキトーに保管していたら付いちゃったって感じなんでしょう。コスパは良いので許す。
フレームにダホンのステッカーが貼られていた。整備はまったくなってないですね。
チェーンは張り過ぎていてまともに漕げない状態。Vブレーキも片効きや引きの調整が必要。ペダルの回転もすごい渋い。ホイールの空転がすぐ止まるのは小径車だからなのでしょうか。遠心力によるフライホイール効果は期待できそうにない。バラして当たりを見てみますか。
ブレーキレバーは右前、左後設定だったけど、自分が普段乗っているロードとは逆なので左右転換してロードに合わせる。
この小径車のために新たにコードレスサイコン「CC-FR7CL」(中古)を入手したのですが、電波が届かなくて使えなかった…orz
それでしまっておいたに有線式のCATEYE「CC-MT400」を引っ張り出してきて装着。何年ぶりの現役復帰だろうか。オートスタート・ストップ専用モデルは好きじゃない。
CC-FR7CL(左)とCC-MT400(右)
それでは、試走ポタリングにレッツらゴー!
走り始めてすぐ小径車特有の安定感の無さを実感。ハンドルがすごいクイッキー。
まぁ、それも想定の範疇で100mも走れば大体の特性は掴める。
普段はレーシングサドルばかりに座っているのでこのクッション性豊かなサドルは快適。(笑 とはいっても、見た目が野暮ったいので取り替えることになるけど。
サドル
いきなり大通りは怖いので交通量の少ない生活道路を経て河川敷のサイクリングロードに到達。
向かい風2mの中を18km/h程度で巡航。折りたたみ自転車って複雑な機構をしているのでガタや軋み、異音等の発生があるんじゃないかと危惧していました。が、平地をフツーに走っている分には問題ない。
最高速はどれほど出せるのか知るために軽くもがいてみる。
92%程度の出力で30km/hほどでした。
筋力に余裕はあっても心肺機能が追いつかない。ケイデンスは120くらいかなぁ〜? 38T×11Tのギヤ比軽すぎ。
見るからにチープなクランク
復路は追い風に乗って21km/h以上で巡航。ギヤ比的にこれ以上の巡航速度は難しい。
制動力は十分。安物なんだろうけどブレも異音の発生もなく良く効く。シマノ製に換えようかと思っていたけど、どうしようかな。本格的なカスタム作業までは現状維持で。
Vブレーキ
直進性がすこぶる悪いので手放し運転は怖くてできませんね。
ロードに乗ってる時にちょっとした信号待ちならスタンディングするのですが、小径車だとスタンディングも難しい。柄の長いホウキと短い柄のホウキを想像してもらえればわかりやすいでしょう。逆さにして手のひらに乗せた場合にどちらがバランスを取りやすいか。
上り坂は、キツい。ポジションが窮屈でクランクも152mmと短小、ペダルが前方位置にあるので前傾姿勢が取れず体重を乗せられない。登坂時の前後の重量バランスが悪い。
ちょっとキツいスロープを立ち漕ぎしたらペダルがしなった! コリャヤバいと思ってすぐサドルに腰を下ろしたけど、折りたたみ式のペダルはダメだと悟った。オマケにハンドルもハンドルポストのクイックレバー部で捻じれた。
樹脂部分が剛性不足。ロードと同じような走り方をしたらコイツブッ壊れるね。(苦笑
小径ホイールなので振動吸収性は悪い。スポークも結構無理っぽい組み方をしているので折れやすそう…。なるべく太いタイヤを履かせた方がトラブルを軽減できるでしょう。
これは折れるでしょう…(汗このAL-FDB14の適正対応身長はせいぜい165cmまでだと思います。それ以上の人は適切なポジションは出せないでしょう。フラットハンドルも手のひらが痺れてくるので長距離は不向き。
フラットハンドル
本日の試走ポタリングの走行距離は29km。平均速度は20km/hくらい。
やはり普段乗りには不適当ですね。ただ、クルマでの旅行先でちょっと自転車に乗りたいなぁといった場面には最適。ロードバイクだと荷物としてかさばるので小さい小径車は気軽に持って行ける。
フレームを折らなくてもハンドルポストとシートポストを折って縮めれば余裕で搭載できる。
小さいエレベーターにもそのまま入れられる。
ロードバイクは立てて入れている。
今後はパーツの換装ですね。この自転車にカネを掛けるのはバカバカしいのでコストを押えたカスタムをするつもり。…だけど、カッコイイものにはしようと思う。
世の中には小径車を魔改造する連中がたくさんいるらしい。
暗黒技術研究所さんとかハンパ無い。
1. 無題
クオリティの高い製作品に感心しています。
で、自転車の話題が出てきて「おっ!」っと思っていたら
「えっ!」と驚く固有名詞が。(笑)
暗技研所長 ita