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DESKTOP TOOLS

備忘録・自作テーブルソー・自作塗装ブース・DIY等

自作デスクこたつ 完成!

2018/04/05 14:01  
 デスクこたつ が完成しました! 久しぶりにちょっと大物の発表です。もう春真っ盛りですね。

デスクこたつ
完全オリジナルデザインのあらら式 デスクこたつ。

INDEX

電気代
設計
機能性
 ・こたつヒーターユニット
 ・こたつ布団
設置性と収納性
デザイン性


 製作コンセプトは、「こたつの優れた特性をデスクへ」。

 こたつの特性とは「効率よく足全体を暖められる」こと。こたつ化したデスクが製品としてすでに売られていますが、そんなものではあららは満足できません!


山善 一人用こたつ「ぬくもり庵」 VGA-7058(DB)

 パネルヒーター式のものは暖房器具としての性能でアウト。補助的に使うなら有効だと思うけど、それ1台でとなると能力不足です。


Panasonic デスクヒーター DC-PKD3-C

既製品デスクこたつのダメなトコ

・膝ばかりが熱くつま先は冷たい
・こたつへの出入りがしにくい
・天板が小さいく使い勝手が悪い
・引き出しがなく不便
・付属イスは座り心地が悪い
・付属こたつ布団は薄くペラペラ (製品による)
・電源ON/OFFがしにくい
・電源ON/OFF状態が確認しにくい


市販品との比較。

 以上の欠点をすべてクリアすべくデスクこたつの自作計画を発動。
 仕事で使っている今の机とイスをそのまま使い続けられることが絶対条件。

 さぁ、自作の時間だよ!


 電気代

 今まで「電気代なんてチマチマしたこと気にしてられっか!」と思っていましたが、冬季の電気代は年平均に比べ3,000円/月 近くも高くなるので考えをちょっと改めることにしました。やはり暖房器具が電気食いの元凶なのでその方面で節電することに。

 ちなみに、暖房器具の電気代一覧。















暖房器具1時間あたりの電気代消費電力
エアコン暖房3.3円〜38.8円125Wh〜1440Wh
電気ストーブ弱8.9円/中17.8円/強26.7円弱330W/中660W/強990W
セラミックファンヒーター弱17.3円/強31.6円弱615Wh/強1120Wh
オイルヒーター弱14円/中19円/強32円弱500Wh/中700Wh/強1200Wh
こたつ2.2円〜4.9円弱80Wh/強180Wh
フットヒーター1.3円〜4円75W〜180W
※1kWhあたりの電力量料金を27円として計算。

 セラミックファンヒーターを使っていた頃はずいぶんブレーカーを落としたものでした。(苦笑

 現在のメイン暖房器具である電気ストーブも弱モード8.9円と微妙な金額。1日10時間運転したら2,670円/月と結構バカにならない。それに弱モードでも足元でつけると結構熱く、ヒーターに近いところだけ集中的に熱いので快適とは言い難い。強モードにしても部屋全体を暖められるほどの能力は無い。

 フットヒーターがもっとも省エネと言えますが、暖房性能を考慮したらやはりこたつが最強でしょう。エアコンは結構常時回っている感じなので消費電力は高そうだし、何より暖気が上の方に集中して頭はボーッとするし足元は寒いのでイマイチ好きになれない。

 省エネで暖房特性に優れたこたつこそ理想的。


小型ヒーター NoYuo 300W


温風 送風 自動off機能付き 速暖


フィルター付き 空気浄化 2way使用


2,000円 送料無料



コイツはちっちゃいのに意外とパワフル暖房らしい。


補助的にいいかなと思ったけど、セラミックヒーターは結構電気食うので電気代も意外とお高いかも。




 設 計

・暖房性能
 一番重要なのは暖房器具としての性能。熱源にはコンパクト性も考えパネルヒーターを選択肢に挙げてみましたが、暖房性能がイマイチそうなので無難に一般的なこたつのヒーターユニット「MSU-500H(メトロ電気工業)」を採用。コイツをどう上手く利用するかを中心に考え設計します。

 天板にくっつけるデザインでは太ももばかりが熱くなって実用的ではない。つま先を温めつつ全体も温かくなる構造にするにはヒーターユニットをできるだけ低い位置に設置すべき。温かい空気は上昇しますからね。

 収納性の観点からヒーターユニットは奧下部に縦置き構造とする。


設計図

 機能性

・剛性
 本体は角材とMDFボードで製作。中空のフラッシュ構造にすることで剛性と軽量化を実現。ヒーターユニット装着ボードとサイドパネルをステンレス蝶番で結合して安定性のあるコの字形状にしました。

・保温性
 基本的に木板で囲い外気と遮断。フラッシュ構造のパネルに建材の断熱材を封入して保温性を高めました。ヒーターの電源を切ってもパネルが熱を保持しているので通常のこたつより冷めにくい。


両サイドパネルの中に断熱材を封入。


ヒーターユニット上部の中空スペースにも断熱材封入。

・こたつヒーターユニット
 ヒーターにはメトロ電気工業の「MSU-500H」をチョイス。型遅れの新古品だったので安価で入手できました。温度調整のサーモスタットが働いて「カチカチ」としょっちゅう音が出るのがちょっと耳障り。


メトロ電気工業「MSU-500H」

 ヒーターユニットは通常、天板下に設置するので暖気が上部に集中するためこの空気を攪拌する必要があるのですが、本計画では低位置に設置するので攪拌不要と判断し攪拌用ファンモーターが回らないようにしました。これでちょっと省エネになったハズ。


ユニットの中央に設置されたファンモーター。回すとちょっとウルサイ。

メトロ電気工業

こたつ用取替えヒーター

U字型石英管ヒーター

MSU-501H(K)


・操作性
 電源ON/OFFの操作がしやすいようにスイッチボックスを外部に露出する形に設計。ON/OFF状態を視覚的に認識できるようにパイロットランプも装備しました。
 温度調整機構のサーモスタットはヒーターへの通電をON/OFFで温度調整するので、電源ON状態でもヒーターが消えていることがあります。それに気づかず電源OFF状態と勘違いする危惧もあるのでパイロットランプは必須装備と自分は考える。


外部スイッチ。パイロットランプは一目でON/OFF状態がわかり便利。

 裏面に取り付けた超強力マグネットでスチール机に吸着できます。

 当初の計画では温度調整ツマミを外部スイッチボックスに付けようと考えていたのですが、温度調整機構であるサーモスタットがツマミに組み込まれているようだったので断念。外部に出してしまったら温度調整ができなくなってしまいます。
 それでツマミは本来の位置のままにし、ツマミは操作しやすいように直径の大きいダイヤルを付けることにしました。器用に操作すればつま先でダイヤルが回せます。もっとも、最弱設定でも十分温かいので操作の必要はないかもしれません。


温度調整ダイヤル

 温度調整ダイヤルはMDFボードから切り出し。穴を円状にあけてからトリマで切り出す。3Dプリンタがあればもっとスマートな物が作れるんだけど…。

トリマで円状に切り出す。切り出したダイヤル。黒く着色します。


・専用こたつ布団
 もっとも効果的な形状を思考し設計しました。一番悩んだのが使用時の布団の形状。本計画のこたつ布団は正面のみに設置するので通常のこたつ布団のような広がり展開ができない。何の工夫もないと足を突っ込んだとき布が上にめくれて隙間ができる。この問題をいかにスマートに解決するか。また、通常のこたつ布団だとデスクで使うには正面の生地が長すぎてスムーズな出入りができず快適性が損なわれる。

 ネット検索しても参考になるようなものはなく、ずいぶん時間をかけて悩みました。

 そしてある日、風呂で湯船に浸かっている時に閃いた。

 正解はプリーツスカートだ!

 プリーツスカートとは女子中高生の制服で一般的に採用されているスカートです。通常は真っ直ぐになっていますが、布が折り重なっているので広げることができる。今回採用するのはボックスプリーツという形状。「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメ作品に出てくるアノ制服のスカート。


ボックスプリーツスカート


ボックスプリーツ形状。広げられます。

 ボックスプリーツスカートと同じ縫製をして問題解決。無理なく布団をめくれるようになり、見た目もスマート。こたつ製作でプリーツスカートの発想が出てくるとは思いもしませんでした。(苦笑

 こたつ本体への取り付けはホックやマジックテープを利用しているのでズレの心配や隙間の心配も皆無。スムーズな出入りは中央部分の生地を短くすることでクリア。必要最低限の大きさにでき野暮ったさも無し。


専用こたつ布団。見た目スッキリ。

 素材には肌触りの良い生地をチョイス。表面は起毛ニット生地、裏には背広などの裏地に使われているポリエステル素材をチョイスし、この二枚に綿をはさんで保温性のあるこたつ布団としました。ふかふかで肌さわりも良好。見た目の格好良さも考慮。市販品のデスクこたつ布団はペラペラのようですね。貧相なこたつ布団は萎えます。


裏側



裏側のボックスプリーツ部分。

 長さは床にギリギリ着くか着かないか。隙間があると暖気が逃げてしまいますが、長いとイスのキャスターに踏まれて具合が悪いのでギリギリのサイズにした次第。


キャスター仕様のイスなのでこたつへの出入りが容易。←これ重要!


・専用チェアクッション
 デスクをこたつにすると座面の下部分が開いて暖気が逃げてしまう。市販品のデスクこたつは付属品のイスに板を張ってフタにしていますが、自分は座り心地抜群のアーロンチェア以外のイスを使う気は微塵も無い!


市販のデスクこたつ用のイス。座面下にフタの板が張ってある。
見るからに尻が痛くなりそう…。しかしこれ、隙間ができちゃうでしょ。(汗


 ということで、アーロンチェアに適した対策を施す必要がある。解決方法は簡単、チェアクッションの生地を延長してフタにすれば良いのです。


アーロンチェア専用チェアクッション。

 クッション内部に保温性に優れたウール生地を全面に入れ、座面には綿を封入しクッション性を持たせた。フタ付きチェアクッションで暖気の流出を防止。こたつ布団と同じ生地で作っているので統一感があり見た目もシックリ。



クッション無し。ガッツリ開いてます。クッション有り。フタ効果抜群!


 ズレ防止としてイスに固定できるようアクリルバンドをセットしました。アーロンチェアに合わせた最適の位置に設置。


確実に固定できるよう2点止め。マジックテープ採用で脱着も容易。

 今回使った生地はすべて手芸ナカムラで購入。かなりお安いショップです。

・その他
 持ち運びに便利なよう取っ手を設置しました。収納時と展開時用の取っ手を用意。


収納時用の取っ手。本体の裏側に設置。


展開時用の取っ手。両サイドパネルに設置。

 取っ手があるとないとじゃ使い勝手が全然違います。



 設置性と収納性

 簡単に設置できることも重要なポイント。設置状態での剛性や安定性も十分考慮して設計しました。

・設置性
 本当は工具レスにしたかったけども、確実性を考慮してネジ留めにしました。+ドライバーを使います。


収納状態。

1.折りたたんだ天板を跳ね上げ、観音開きのサイドパネルを展開してネジで固定。


観音開きのサイドパネルを開く。


固定ネジを内側から外側の穴に差し替える。

2.収納ボックスから電源コードと外部スイッチを取り出し、接続。


ヒーターユニットの両脇にコードが収納されている。

3.専用こたつ布団を設置。


天板にあけた穴にアメリカンホックで固定。


サイドパネルにマジックテープで固定。


こたつ布団の角もマジックテープで留めます。


コードを接続して本体のセット完了。


デスクに設置した状態。使い慣れた既存のデスクがデスクこたつに早変わり。

・収納性
 部屋が狭いので収納性は無視できない要素。そもそも暖房器具は冬場にしか活躍しないのでそれ以外の季節では邪魔者。(苦笑 邪魔にならないようコンパクト設計にしました。収納時サイズはW600×D93×H600mm(専用こたつ布団等含まず)。

 電源コードや外部スイッチを本体に収納できるように収納スペースを設置。


 デザイン性

 デザインにもちょっとリキ入れました。シックな感じが自分の好みなのでつや消しブラックを基調とし、内部は暖色系の赤を配色して視覚的な暖かさを演出。


思いのほか、和風な感じになりました。神社なんかで見たことあるような配色(苦笑


内部のパネルに14式中型自作テーブルソーのような(実用的に意味のない)パンチング風の穴をあけて雰囲気を出す。

・デカールチューン
 あらら定番のデカールチューン。本体の配色が和風っぽくなったのでロゴも和風な感じのものにしてみました。


居酒屋っぽいロゴ。(笑 和風ですから。


銘板ステッカーも貼付してメーカー品っぽく。あ、「ズ」が…

・専用こたつ布団/チェアクッション
 本体に合わせて専用こたつ布団とチェアクッションもブラック。ワンポイントとして赤い糸を使用。


黒と赤の組み合わせは精悍な感じがしてカッコイイ。

 こたつ布団の内側にはエンジ色の生地をチョイスして本体に合わせます。



裏面。

●仕様
・電 源:AC100V 50-60Hz
・定格電力:510W
・発熱体:U字形 石英管ヒーター
・温度調節:温調ツマミ無段階可変式
・安全装置・温度ヒューズ/電流ヒューズ
・寸 法:W600×D420×H600mm/W600×D93×H600mm(収納時)
・重 量:9kg


●材料
・杉 40×30×1820
・MDFボード 1820×910×2.5
・MDFボード 1820×910×9
・アルミ複合板
・透明アクリル板 2mm厚
・蝶番
・ゴム足
・オニメナット M6×16
・皿ネジ M6×25
・皿木ネジ M2.7×25
・すきまテープ
・断熱材
・こたつヒーターユニット メトロ MSU-500H
・ロッカスイッチ
・超強力マグネット
・LEDナツメ球
・配線コード
・電源コード
・電源コードソケット

・接着剤 コニシ 木工用ボンド速乾
・接着剤 コニシ ウルトラ多用途 S・U
・接着剤  フランクリン タイトボンドⅢ アルティメット
・ニス ワシン クリア 0.7L
・ペンキ 油性シリコンタフ レッド 0.2L
・スプレー レッド 300ml
・スプレー つや消しブラック 300ml
・スプレー つや消しクリア 300ml
・墨汁
・デカール

・裏起毛ニット生地黒
・ポリエステル裏地 エンジ紫
・マジックテープ
・アクリルバンド(2cm幅)
・ミシン糸 60番
・わた
・アメリカンホック


●使用工具
・卓上スライド丸ノコ 日立工機 C6RSHC
・テーブルソー 14式中型自作テーブルソー
・テーブルソー プロクソン スーパーサーキュラーソーテーブル No.28070改
・テーブルソー プロクソン ミニサーキュラーソーテーブル No.28006改
・丸ノコ マイクロレールソー
・卓上ボール盤 レクソン DP2250R改
・インパクトドライバ 日立工機 WH14DDL
・ドライバドリル 日立工機 DS10DAL
・ドライバドリル 日立工機 DS10DFL
・ドライバドリル リョービ CDD-1020
・トリマ リョービ TRE-60V
・サンダ リョービ RSE-1250
・ドリルガイド 神沢 K-801
・+ドライバー #1、#2
・ハンマー TONE コンビネーションハンマー BHC05
・ノコギリ タミヤ 薄刃クラフトのこ 74024
クイックバークランプ 600/450/300/150mm
Cクランプ
ハンドクランプ
・彫刻刀
・千枚通し
・木工用ヤスリ
・金工ヤスリ

・ミシン ブラザー コンピュータミシン CPS4201

●総括
 自分で言うのもなんですが、コレ良いわ〜。(笑 メーカー品なんて敵じゃない! まぁ、プロトタイプ的なものなので細かい所で反省する点は結構あるけど、満足できる仕上がりになりました。
 既存の事務机をこたつ化することでいつも通りの作業スタイルを維持。天板を乗せれば単体でミニデスクこたつとしても利用可能。
 つま先を含め足全体を暖めることができ、こたつ布団で囲うことで暖気が頭に登ってこず頭寒足熱で作業効率も向上。温度を最弱設定で使用しても十分暖かい。そして2円/時と電気代を抑制。

 ソーイングもできるとDIYの幅が広がりますね。裁縫ができなかったら今回のデスクこたつは実現為し得ませんでした。ただ、裁縫はまだまだ素人レベルなのでもっと女子力を高めなければ。

 点数をつけるなら89点。在宅デスクワーカーならコイツ1台あれば他の暖房器具は不要。(本当に寒いと手が悴んでキータイプに支障はあるかも…)

 実際に完成したのは1ヶ月くらい前ですが、もう少し早く完成させたかった。活躍は次の冬ですね。


【デスクこたつ販売】
 今回のデスクこたつを受注販売いたします。今使っている机にこたつ機能を付けて快適に仕事をしませんか?
 納期約2ヶ月。細かい仕様変更可。

デスクこたつ本体価格
・黒/赤塗装:150,000円(税込み価格:162,00円)。
・黒単色塗装:135,000円(税込み価格:140,400円)。
・ワックス塗装:120,000円(税込み価格:129,600円)。
※仕様変更によって価格が変動することがあります。

専用こたつ布団価格:15,000円(税込み価格:16,200円)。
専用チェアクッション:7,000円(税込み価格:7,560円)。
※材質や色、柄、サイズの変更可。生地は在庫次第で変わることもあります。

ご注文・お問い合わせはコメント欄にメールアドレスを記入の上ご連絡ください。メールで返信します。

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コメント

◎コメントは内容確認後に掲載となります。なお、責任持てないので技術的質問には原則応じていません。

1. 無題

主にデスクトップパソコン仕事です。高さと奥行きは調整可能でしょうか。
奥行き600以内、幅880以内、高さ740以内が理想です。

niwanokunifuji@wave.plala.or.jp

2. 無題

はじめまして(^^)
すごく良いアイデアだと思い、参考にさせていただきました。
私は、幅広の三段ボックスの棚は外し、奥にこたつヒーターをネジで留め付けました。
これを机の下にセットし、
椅子座面から床近くまで膝掛けを垂らし、座って使っています。
こたつの暖かさがとても良いです。
ありがとうごさいました。
追伸 ヒーターの取り付け方向が一般的なこたつと違うので自己責任で使っています。

プロフィール


あらら

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