ノートPC用コンパクトスピーカーシステム自作計画発動。
ノートPCを音楽プレーヤー代わりに使っているのですが、ノートPCの標準内蔵スピーカーは音質がスカスカしていて安物の携帯ラジオ以下。出力の小ささもさることながらコンパクト性を重視した設計である以上致し方なしと言わざるを得ないでしょう。
それでこの問題を解消するアイテムとしてサードパーティ各社から外付け外部スピーカーが売られています。
金額的にも大したことないので素直に購入するという選択肢もありますが、左右2つに分かれていると持ち運びに不便。ちなみに、ノートPCは作業場で使うため運搬性を重視している。
音質はそれほど拘っていないのでそれなりの音が出れば良いと割り切っている。(標準内蔵スピーカーの10倍くらいの音質があればOK)
ちなみに、ノートPCはアップルのiBook G3。15年以上前の骨董品です。(苦笑 なんでこんな古いPCがまだ現役なのかというと、自作デカール制作に使っているアルプス電気の
MD-5500を動かすには古いOSが必要なため、MacOS 9のiBook G3が欠かせないのです。それでプリンタを動かすためだけっていうのも何なので音楽プレーヤーとしても活用しようとの思惑。12インチモニタのコンパクトモデルなので扱いやすい。
Apple iBook G3 2002年製。ネット非接続のスタンドアローン使用なので古くても問題無し。内蔵スピーカー。ショボいです。 デザインはiBook G3専用スピーカー然としたものを志向。サイズはiBook G3と全く同じW285×D230mm。色は白。
設計図。 左右のスピーカーが接近しすぎているのでステレオ感が無いかもしれないが、音質よりコンパクト性重視なのでこれで良し。
スピーカー構造は無難にバスレフ型。スピーカーの設計は空気室の容量とかダクトの長さなどで共振周波数が決まるのですが、細かい計算なんてやってらんないのでテキトーです。超テキトー。机上で計算したところで実際は作ってみないとわかりません。
家電量販店で小型スピーカーを観察しに行ったら大多数のものが後ろに低音用の穴が開いているのでそれに倣うことにした。
手持ちのパナソニック製スピーカー。
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フロント | リア |
内部構造 スピーカーは以前バラした液晶テレビに付いていたものを流用。筐体は9mm厚のMDFボード。細かいパーツはネット通販と秋月電子で調達。
スピーカーはJINGLI S0412F06A 8Ω 10Wとりあえず主要なパーツを揃えた。 仮組をしてみた。
内部構造はこんな感じ。どんな音が出るんでしょーか。 ダクトは給水管の継手ソケットと言う部品。硬質ポリ塩化ビニール樹脂製。
トリマで内側の角をちょっと丸くしました。(右)作業は続く。