フォントの価格破壊をしたフォントベンダーとして有名な
ダイナフォント。
DTP黎明期はPSフォントが1書体10万円程度で売られていました。TTフォントも1万円近い金額。割安感のあるバンドルフォント目当てで必要のないワープロソフトなどをよく買ったものです。
そんな時代にリリースされたのがダイナフォントのTTフォント17書体パック。実売1万円程度と当時としては破格のプライス! 速攻で購入しました。
その後も収録フォントを増やし続け、最終的に5718書体(日本語フォント274書体)収録の「DynaFont TypeMuseum 5718」を発売。書体のクオリティも良くなり、プロのデザイナーにも人気。
DynaFont TypeMuseum 5718 しかし、フォントは他のソフトウェアと違ってバージョンアップの買い換え需要というものがなく、ビジネスとしてジリ貧になるのは自明の理。それでフォントワークスは年間使用契約によるLETSビジネスを開始。モリサワや他のベンダーも追従し、ダイナコムウェアも年間ライセンスの「DynaSmartシリーズ」をビジネスの主軸に据えることになり、パッケージ販売は実質的に今年の4月に終了。
つまり何が言いたいかというと、
ダイナフォントのパッケージ商品はもう市場に出回っている在庫だけということです。
アマゾンでは既に在庫切れになり購入できません。
Yahoo!ショッピングや
楽天市場ではまだ在庫のあるショップがあるので、いつか買おうと思っていた人は急いでポチッた方がいいです。本当にすぐ在庫切れになります。今月中になくなっちゃうんじゃないかな。
自分は、買いました。「
DynaFont TypeMuseum 5718」。