自作フライス盤計画の前に増設する下駄箱を作っちゃいます。
設計図。自作は好みのサイズにできるところが良い。 市販の安物下駄箱くらいの仕上がりにはもっていけると思う。
しっかし、安いなぁ。今回の自作下駄箱の材料費とそんなに変わらないですよ。 角材で木枠を作り、それに2.5mmの薄い板を表裏に張り付けるフラッシュ構造。安物家具によく用いられる工法ですね。コイツの利点は低コストと塗装済みパネルを用いることで塗装作業を省くことができ、工作が簡単なところ。
角材は赤松を使用。1980×90×15で298円(税別)。表面の薄い板はプリントMDFボード(1830×920×2.5)。現品限りのアウトレット価格でちょっとお買い得でした。
安いので4枚買っておいた。使うのは1.2枚。 まずは木枠を作ります。90mm幅のはずなのに87mmしかなかったので設計を修正するハメに…。切り口も直角ではないので端を若干切り飛ばしておく。しっかりしておくれよ、製材屋。
接合部分はベニヤ板を差し込んで強度アップを図る。差し込む溝はテーブルソーで掘ります。
板を何度かズラして5mmの溝を形成。5mm厚ベニヤ板を差し込んで接合。補強効果抜群です。 ダボは微妙にズレるので今回はこの手法を取りました。本当はビスケットを利用したいところなんだけど、持っていないので仕方ない。まぁ、人目につくこともないので問題なし。今度トリマーの
ビスケット用ビットを買ってみるかな。
家具製作に使われることの多いビスケットですが、国内メーカーはマキタしか国内販売していないんですよね。片面に板を張り付けた状態。 次は組み立て作業。
→自作下駄箱 完成