テーブルソーやフライス盤等の電動工具に連動する専用掃除機にツインバードの
HC-EB51GYを購入しました。当初は既に持っていた下位モデルの
HC-E243SBKを利用しようと思っていたのだけど、イマイチ吸引力が弱いので新規に買い足した次第。
ツインバード HC-EB51GY 懸念していた動作音はそれなりにウルサイけど、思っていたほどでもなかった。フツーの掃除機と同じくらい。
質量は1.9kgと持って作業するには重いですね。ショルダーベルトとフレキシブルホースなんかを付けると良いと思う。製品レビューではプリーツフィルターの汚れが落としにくいということでマキタの
高機能フィルタ A-58207を利用すると良いらしい。確かに標準のプリーツフィルターは汚れが落としにくそうな構造をしています。
プリーツフィルター HC-EB51GYを自作の減音BOXに入れて使うつもり。うるさいのは嫌ですからね。
HC-EB51GYの製品レビューで、すぐ壊れたなんて書き込みが散見されますが、おそらく壊れるような使い方をしていたんだと思います。モーターの構造を理解していれば故障なんて防げるんですよ。
モーターは回すとジュール熱やらで熱くなります。限界を超えて熱くなりすぎると部品が焼損してブッ壊れる。一応HC-EB51GYには保護装置が組み込まれているので熱くなると電流が遮断されますが、うまく作動しなかった場合は壊れます。
焼損による故障を防ぐにはモーターを冷やすことが重要。ではどう冷やすか。
モーターに空気を送り込んで熱を排出すれば良いのです。いわゆる空冷というヤツですね。
しかし、ゴミが詰まったまま動かすと空気がモーターに送られなくなり焼損。
つまり、ゴミ詰まり状態で電源入れれば壊れるのは当たり前なんですよ。風呂を空焚きするようなもの。自分の使い方が悪いのに欠陥商品とかクレームつけるのは愚の骨頂としか思えませんね。
とはいっても、一般向けの製品ならそういうことまで想定して設計しなければとも言えるかな。大手家電メーカーの製品はそこんところちゃんと考えて作ってる。ここが一流と二流の違い。
二流品を使う場合は消費者側でうまくやる必要がありますね。長時間の連続運転も避けた方がいいでしょう。HC-EB51GYの空冷構造では温度上昇を遅らせるくらいしかできません。メーカーも定格使用時間8分とか記載しておけばいいのに。ダイソンのコードレスは強モードだと6分ほどで電池切れになるから焼損に至る温度まで上昇しないのかも。(製品の設計レベルや品質もだいぶ違うとは思うけど)
HC-EB51GYは稼働2、3分程度のサブ掃除機として使うべきで、部屋をガッツリ掃除するような使い方には不適当だと思います。まぁ、重くて疲れるので自分はメインに使う気にはなれないけど。(苦笑