テーブルソーやスライド丸ノコの刃の高さ調整に便利なハイトゲージを作ることにしました。
ハイトゲージとはその名の通り高さを測る計測器です。市販品ももちろんありますが結構高価で、使用頻度や要求精度を考えるとそんなに予算は出せません。
そこで安価なデジタルノギスを改造して自作することにしました。購入したのはビバホームのプライベートブランド「デジタルノギス 100mm」です。
1,180円(税別)
実物を実際に触ってみた第一印象は、
ちゃっちい!ミツトヨとはまったく比較にならないオモチャです。
カーボンファイバー製とのことらしいですが、カーボンシートを樹脂で固めた上等なヤツじゃなくて、感触はプラスチックそのもの。カッターで簡単に削れます。フニャフニャです。
正確にはカーボン製ではなく、カーボンコンポジットプラスチックなので、カーボンをちょっと配合したプラスチックですね。
通電させて動作をちょっと確かめたところ、表示が安定しません。机の上に置いた静止状態でも数値が常に変動しています。ちょっと振ったらとんでもないデタラメな数値を表示。
コイツはとんだゴミを買っちまったなー。返品効くかなーと考える。
電源OFFにしてしばらく放置した後に再度動かしてみたら、動作が安定しました。
デタラメな数値も、蛍光灯に近づけると発生することがわかった。LED光では不具合出ず。う〜ん、よくわからん。
ちょっとネットで調べたところ、蛍光灯のインバータが発するノイズのせいで狂うらしい。ちなみに、ミツトヨのノギスはまったく影響無し。さすがプロ仕様のミツトヨ!
まぁ、なんとか使えるかなと考え直す。
これから設計に入ります。
→自作ハイトゲージ 完成