全般的に見て、回転数制御以外はFETの方が優れていると言えるでしょう。28070より後に設計されたFETはよく考えて作られている。特にフェンスの微調整は秀逸。というか、28070の目盛りは明らかにダメだね。
28070の目盛り。自分で目盛りを作って貼り付けよう。 筐体に刻まれただけの目盛りなので視認性が悪いです。しかも、厚みの違うチップソーに付け替えても目盛りの位置が変更できないので正確性が維持できない。構造的欠陥と言えるお粗末な設計。せめてステッカーにでもしてくれればまだ良かったんですけどね。
FETの目盛り。読み取りやすくフェンス位置の微調整も1/10mmで可能。 あとはFETの角度切りガイドに取り付け可能な移動フェンスが良い。刃の至近までフェンスを近づけられるので安定した切断が可能になっている。
FETの角度切りガイド。ストッパーも付属。 FETはテーブルが跳ね上げ構造になっているので切り屑を取り出しやすい。
28070はサイドのパネルを取り外す構造。奥の方までキレイに掃除するのは困難…。
切り屑は筐体を持ち上げて振り落とす。(汗 他には伸縮式補助テーブルもFETの方はストッパー機能が付属する。
専用チップソーは日本の
山真製鋸が製造。
FETの国内販売はないのかキソパワーツールズに訊ねたたところ、そんな予定はないとのこと。28070より高機能なFETではありますが、やっぱりテーブルの狭さは不満を感じる点ですね。
28070の後継機開発ではキソパワーツールズにプロクソン電動工具の本家本元としての意地を見せて欲しい。改良すべき点はたくさんありますぞ。ドイツなんかに負けるな! ちなみに、28070は国内製造とのことです。
スーパーサーキュラソウテーブル No.28070 大改修計画も組み立てがほぼ終わり、最終調整段階に至りました。28070改はFETをも遙かに超えた世界最強仕様。近日公開いたします。