そもそも「マイクロレールソー」とは何ぞや?
わかりやすく言えば、レールの使用を前提としたした小さい丸ノコです。鉄道のレールを切断するレールソーではありません。まぁ、ほとんど独自造語ですね。市販品なんてないし、ネット検索しても出てきません。
マイクロレールソーの発想は2.5mm厚の薄い板を切りたいとの思いから出ました。フツーに考えれば丸ノコと丸ノコガイドの組み合わせになりますが、147mmの丸ノコは気軽さの点でちょっと…。かといってカッターで切るのも億劫。そこでイージーに使える軽くて小さい丸ノコが欲しくなりました。
日立工機の125mm丸ノコ「
C14DBL」が欲しいなぁとは思うのですが、コイツも2.5mm厚を切るのにはちょっと大きい。マキタの「
HS300DW」やブラックアンドデッカーの「
EAC800」+「
ECH183」も気軽に使えそうな感じがしましたが、ホームセンターで実機を触ってみたところ、重心が高すぎてイマイチ…。
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ブラックアンドデッカー ECH183 | マキタ HS300DW |
設計思想が近い物にプロクソンのスライドソウがありますが、価格やカットできるサイズの制約、お手軽さの点で要望を満たすことができません。1820mmをサクサクッと切りたいんですよね。
スライドソウ 25010 の最大切断幅は1000mm。セッティングもちょっと面倒そう。 無いのなら、作ってしまえDIY。
ミニサーキュラソウテーブル改 弐号機用に以前ネットオークションで入手した中古の
コッピングソウテーブルを利用。中のモーターを取り出し、ギアユニットはミニサーキュラソウテーブル用のものを取り寄せ。
コイツをマイクロ丸ノコに仕上げます。
左のギアユニットがミニサーキュラソウテーブル用。不要な上部を卓上スライド丸ノコでカット 超低重心、超軽量、ケガキ上ハンドル、レールスライド機構。あらら独自コンセプトの電動ツール。
今回はたぶん簡単な工作で済むと思います。