コンセントフットスイッチを作りました。
28006改IIのフットスイッチとほぼ同じデザイン。 自作はんだ吸煙扇風機計画遂行に際して、トリマーによる円切り作業が必要になりました。
この円切りは細かい作業になるため両手で材料をしっかり固定する必要があり、トリマー電源のON/OFFが困難。そこで以前購入したパナソニックのフットスイッチ「
WH2711K」の出番、と思ったのだけど、やっぱりWH2711Kは使いづらい。
コイツのダメな所は日本製とは思えぬ低い商品性。
1. 高さが33mmもあり野暮ったい
2. スイッチボタンのストロークが大きくしっかり足を上げる必要がある
3. スイッチの感触が大雑把で精度が低い印象
4. ONでもOFFでもボタンの高さが同じなのでON/OFF状態がわかりづらい
5. オルタネート式は電動工具に不向き
使いづらい道具は悪。それで結局フットスイッチを自作することにしました。始めから自作すりゃ良かったよ。
コンセプトは「コンパクト」「モーメンタリ」。モーメンタリとは押している状態はON、離すとOFFになるスイッチ形式のこと。一度押すとON、もう一度押すとOFFになるスイッチはオルタネートと言います。
設計図。 サイズはW50mm×D90mm×H16mm(突起物除く)。パナの半分の高さ。コンセントの差し込み口の関係からこれ以上薄くできない極限の低さを実現。1.9mmの踏み込みで通電します。ボディはオールアルミ製で質感と堅牢性を高めました。
内部構造。 一応防じん構造にし、99.9%以上の確率で埃の侵入を防ぎます。金属片などが侵入して電源が切れなくなると厄介だから防じん性はちゃんと確保しておく。安全第一設計。
スクエア形状の超シンプルデザイン 立ち作業での操作なので傾斜を持たせずフラットに設計。
コンセント差し込み口を取り付けられるギリギリの高さ ミラーのカッティングシートにプリントしてラミネート加工したオリジナルステッカーを制作。
「DESKTOP TOOLS」はあららオリジナルブランドとして展開。裏側。ステッカーチューンでそれっぽく演出WH2711KBPとの比較。薄さが違います。 WH2711Kの欠点をすべてクリアしました。我ながら使い勝手良好です。できればパイロットランプも装備したかったけど、コンパクト性と確実性を優先させました。
これで手を使わずトリマーのON/OFFが可能になる。