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備忘録・自作テーブルソー・自作塗装ブース・DIY等

天板工程

2014/10/23 12:41  
 天板のアルミ板設置作業。この工程はテーブルソーとしての精度に大きな影響を与えるので細心の注意が必要です。

・2層構造
 天板は上層2mm厚アルミ板と下層3mm厚アルミ板の二層構造。こういう作りにした理由は段差付きのガイドレールを極力浅くするため。浅くすることで刃の露出を増やしできる限り深切りができるようにとの考えです。結果的に5mm厚の深さに押さえられた。



・ネジ穴
 アルミ板の固定は接着剤と両面テープ、ネジ止めにて行います。接着剤は強力ながら剥がすこともできるコニシの「ウルトラ多用途S・U クリヤー 120ml」。コイツはホントに使い勝手がよい。はみ出しても硬化後に簡単にキレイに取り除くことができる優れもの。自分はこれオンリー。


 接着作業が終わったらネジ止めです。ただ、このネジ止め作業は簡単ではありません。ネジ穴を垂直に掘らなければならないのです。

 使用するネジはサラの木ネジ。垂直にねじ込まないとネジの頭が水平にならず出っ張り引っ掛かる原因になってしまう。


左のように斜めになるとネジの頭が平にならない。

 ドライバドリルで垂直に穴を掘るのは至難の業。ボール盤は使用不可。





 ここで新兵器の投入だ!


 投入したのは神沢鉄工株式会社のドリルガイド「K-801 」。リョービのドライバドリル「CDD-1020」より高価ですよ。(苦笑

 電動ドリルを装着して使用するドリルガイド。類似品は他にたくさんありますが、安物は作りがチープでガタがあるので土台がしっかりしていてポールが太く剛性のある本品をチョイス。角度調整機構なんてない方がよい。

 使用状態はこんな感じ。



 穴空け作業工程。ドライバドリル+ドリルガイドを使って穴を空けます。


垂直の穴ができました。


ネジの頭の直径が約6mmなので5.5mmのドリル刃で穴を適当にさらいます。(ハンドモード)


次は面取りカッターを用いてキレイにすり鉢状にし完了。これでネジの頭が突き出ることがない。



 
 アルミ板の設置ですが、相当注意して作業したのにズレました…。orz

 ズレたのは2層構造の上層2mm厚アルミ板。誤差は0.2mm程度でしょうか。レール幅がキツくてガイドが入りません。接着してネジ穴まで開けたレールの方は修正が面倒なのでガイドの方を0.3mmほど削って作業完了。下層の3mm厚アルミ板は正確に設置できたので実害は軽微。

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