テーブルソーを使うときは普通両手が塞がっています。作業をする前にスイッチをONにしてカットする部材を持ち、カット後に部材がキックバックで飛ばないよう確実に取り除いてから手を離しOFF操作する必要があります。
この一連の操作がちょっと鬱陶しいんですよね。丸ノコやドリルドライバのようにすぐON/OFFできれば非常に快適になる。
ということで、14式のメインスイッチにフットスイッチを採用することにしました。
フルアルミで質感が高い。超シンプルデザインも自分好み。 フットスイッチも完全自作。立ち作業での操作なので傾斜を持たせず水平にデザイン。電気ブレーキを作動させるためにケーブルは3芯。4芯のUSBケーブルを流用しました。
USBコネクタ サイズはコンパクトデジカメと同程度のコンパクトさ。
ミシン用のフットスイッチとの比較。厚さが全然違います。
内部構造。極限まで薄くなるように設計しました。
可動部分にはグリスを塗布。上下4mmのストロークを横動きに変換してマイクロスイッチを押す構造。バネを付けてクイックな動きを実現。剛性も十分高いので踏んで壊れる心配なし。防塵は完璧ではないながらも一応考慮。
試しにテーブルソーに接続してちょっと動作させてみたところ、
ムっチャクチャ超快適っ!!! これはすんごく良い! タメ息が出るほど良い物です。カットした直後にすぐモーターOFFにできることがこんなに感動的だとは。
スイッチON/OFFに関してはメーカー品を超えました。テーブルソーとフットスイッチの組み合わせは絶大ですね!
ちょっと気になるところは、USB規格の5Vに100Vの電圧をかけている設計。長時間踏み続けたらちょっとヤバいかもしれません。ま、問題は電圧より電流ですけどね。あくまで自己責任。
ちなみに、テーブルソー本体にもON/OFFスイッチを装備します。万が一フットスイッチが壊れてOFFにできなくなっても、本体の主電源スイッチを切ればモーターを止めることができる設計。