普段通りMacの電源を入れたところ、スタートアップのブルー画面から一向に先に進まない。ハードの故障かと焦ったが、HDからはアクセス音が続いているのでシステム読み込みがループ状態に陥ったのかもと推察し、PRAMクリア処理をしてみた。(MacOS X は違うのかもしれないけど、自分の知識はMacOS 9で止まっているので仕方ない) そしたらログオンユーザー選択画面が出てきたのでいつもとは違うプレーン設定のアカウントでログオンを試みた。スタート画面を無事クリアしてうまく起動してくれた。(ふぅ、ハードの故障じゃなくて助かった)また、アカウントを2つ作っておいて助かった。
不具合の直接的な原因は特定できないけど、ログオン不能のユーザー設定に不具合があることは分かったので新たなアカウントを設定することにした。あとはセットアップ作業。メールやブラウザのブックマークやらキーチェーンやらFTPソフトのアカウント設定やらユーザー辞書などを再び入力しなくてはならなくなったが、なんかもうものすごく面倒くさい気分になったので、寝ることにした。気分転換は寝るに限る。
数時間後に起きて気分もリフレッシュしたところで作業再開。すべての設定を手動入力するのは苦痛極まりないので、不具合アカウントから設定ファイルだけを取り出すことにした。ただ、起動システムが同じボリュームにあるとアクセス制限で他のユーザーアカウントファイルにアクセスできないので、他のボリュームにOSをインストールしてこの問題を回避。うまくサルベージでき、メールとブックマークとキーチェーン、FTPソフトのアカウント設定、ユーザー辞書を無事移すことができた。メールのアカウントだけはできなかったので手動入力。1つだけパスワードを忘れていたのでちょっと苦労した。
なんだかんだで使えるようになるまで半日かかり、今日の仕事が何一つ出来なかった。メインマシンのパソコンが使えなくなるとどうしようもないということを改めて思い知らされた一日でした。システムはシンプルに限りますね。