自作シリーズ第…何弾になるのかな? 最近は工作が趣味になってますねー。今回はノートパソコンのキーボードを照らすライトを自作してみました。
長い文章を作成するときは集中力を発揮しやすいオフラインのノートパソコンを利用しています。さらに集中力を高めるために部屋を暗くしているのですが、暗すぎてキーボードの文字が見にくくて困っていました。(苦笑 そこでキーボードを照らす小型ライトが欲しくなったワケです。
この類の製品は「USBライト」ととして1,000円くらいで入手できるので素直に購入してもよかったのですが、自分のノートパソコン専用設計の方がスマートなんじゃないかなと思い自作することにしました。液晶モニタの方は見にくくなるので照らしたくないという理由も強い。
■完成! 自作USB LEDライト 構造的に大したものでもないので製作過程は省略。で、できました!
液晶モニタを見るのに邪魔にならないよう、モニタの下部に設置するようにデザインしました。光が液晶モニタまで照らさない点にも考慮。
専用設計なので装着時のスッキリ感は格別。 ノートPCへの取り付けはプラスチックの柔軟性を利用した挟み込み式。プラなのでキズもつきにくい。
ノートPCのサイドの段差を利用。段差にツメを引っかけます。脱着も簡単。
光源は約1,800mcdの3mmLED。指向角60°。あまり明るくしたくなかったので4球だけ。
電源はUSBからの供給でスマートに処理。ケーブルは必要最低限の長さにしてコンパクトに。
付けるかどうかちょっと考えましたが、備えあれば憂い無しということでスイッチも付けました。
小型スライドスイッチ。やっぱりあると便利だわ。
回路は極めて単純。小学校で習う理科の知識があれば誰にでも組めます。
万一の故障に備えてカバーは取り外すし可能な構造。片側を引っかけて反対側をネジ1本で止めています。
点灯時はこんな感じ。ひさしがあるのでLEDの光が直接目に入ることもありません。
画像にカーソルを乗せると点灯状態になります。■廃材利用で製作費実質40円! ほとんどのパーツは廃材を利用。ボディのプラスチックは大型プリンタから取り外したものと、PC用スピーカーの取り付け具を流用。USBケーブルはノートPCを購入した時に販促としておまけされたマウスから流用。スライドスイッチは壊れた外付け記憶装置から取り外した物。光源のLEDは自作トレース台で購入したものの余りを利用。10球100円だったので、4球分40円ってとこですね。
なんでも取って置くと役に立ってくれます。使えそうな物と使えない物の見極めが肝要。
市販品と比べるとやっぱりデザイン的にダサいけど、廃材を利用した割りにはそれほど見たくれは悪くないんじゃないでしょうか。機能・設置性では市販品に勝っていると思う。
■電気代もお得♪ 今までは27Wの蛍光灯で照らしていましたが、USBライトの導入で約0.43Wまで消費電力を低減♪