自転車走行中、チェーンが切れました。
加速しようと立ち漕ぎしていた状態での切断だったので、切れた瞬間スカッと前のめりになってバランスを崩し転倒を覚悟した。
バシッと大きい切断音がしたので周りの人の視線が集中したのがわかり、こんなところでスッ転ぶのはみっともないなーと思いながら、なんとかバランスを整え転倒は免れた。
転倒という最悪の状況は回避できたが、残った問題は切れたチェーンの修理。
チェーンカッターなんて持ち歩いていませんぜ。
幸いにして家から2km程度しか離れてなかったので自転車屋を探して修理するより、応急修理で帰宅することにした。
チェーンが切れた自転車をトボトボ押して歩く姿は情けない。
こんなこともあろうかと、普段からタイラップを常備しています!
早速チェーンの油で手を汚しながらチェーンを接続。
乗り出そうと思ったら、あっさり切れました。
教訓、タイラップはチェーン接続の応急修理にはまったく使えない。ここは金属を使わないとあかん。
さて、それではどうするか。
簡易チェーン錠として短いワイヤーを持っていたことを思い出し、それでなんとか接合しようかと考え、収納しているサドルバッグからワイヤーを取り出した。
ここでふと気づく。
サドルバッグのファスナーに盗難防止として小さい南京錠を使っていたことを。
コイツ、ちょうどチェーンのピン穴にハマるんじゃね?
チェーンに何か付いてます。南京錠でチェーンを接合。世界広しといえども、南京錠でチェーンを接合したのは自分が世界初じゃないでしょーか。(笑
当然このままでは普通に漕ぐことはできませんが、なんとか走るぐらいはできる。
クランクを円運動ではなく往復運動で漕いで時速10kmでの走行が可能になった。まぁ、傍から見たらちょっと変に思われるだろうけど…。
問題が起こった時にどう対処するか。応用力は大切です。
早速チェーンを買わな。