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DESKTOP TOOLS

備忘録・自作テーブルソー・自作塗装ブース・DIY等

工作

  • 自作キッチンベーパーボックス
    2017/05/14 00:01  
     母の日ということで、今年はキッチンペーパーボックスを作ってみました。


    極力シンプルなデザイン。

     9mm厚と5.5mm厚のMDFボードで製作。塗装はオイルステインで色をつけて自作デカールを貼り、クリアスプレーで仕上げ。

     今回は独自の新技法を投入。MDFボードは切り口の染み込みが表面と違い荒れた肌のようでキレイな塗装皮膜が形成されません。そこで切り口にワックスをたっぷり染み込ませツルピカ状態にしました。これで塗料の染み込みがなくなり表面と同じ感じに仕上げることができる。


    処理前(左)と処理後(右)

     仕上がりが全然違います。ワックスは5回くらい重ね塗りしました。サンデングシーラーやニスでもいいのですが、乾きが比較的遅いのでワックスを使用。筆を水洗いできる点も良い。
     ワックスが乾いたら軽くペーパーヤスリを掛け、クリアスプレーで仕上げる。


    後ろ側


    中敷きをセットして高級感を演出。


    開口状態。装塡はFAXロール紙と同じ向きにすると転がりやすい。

     片手でペーパーを引っ張り出し、もう片方の手でフタを押さえれば軽くピリッと切り取ることが出来る構造。


    今まで使っていた市販のボール紙製との比較

     使い勝手の良さとそこそこ高級感のあるものを志向しました。工作精度もまずまず。市販品のキッチンペーパーボックスと比較しても一応木製なので質感で勝っていると思う。というか、市販の物には高級品なんて無い感じですが…。






     そういえば、去年の母の日にも箱をプレゼントしたな。今年も安上がりだ。(笑

    ■仕様
    サイズ:W257×D130×H130mm
    質 量:715g

    ■使用工具
    ・テーブルソー プロクソン 28070改
    ・卓上スライド丸ノコ 日立工機 C6RSHC
    ・卓上ボール盤 レクソン DP2250R改
    ・トリマ リョービ TRE-60V
    ・ペーパーヤスリ

    ・オイルステイン
    ・ワックス
    ・スプレー(クリア)
    ・両面テープ

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  • デジタルマルチメータ CD732 購入
    2017/03/09 13:24  
     手持ちのテスターではちょっと大きい電流値が測れないので新たに購入しました。テスターといったら三和


    sanwa CD732 デザインがカッコイイ。

     やっぱり時代はデジタルですね。シナ製のもっと安い製品もたくさんありますが、このツールは信頼性を重視したいのでちょっと良い物を選びたかった。それにシナ製とは所有満足感が全然違う。







    信頼の証、MADE IN JAPAN。


    外側のホルスタは外せます。ゴムっぽい素材。


    アナログテスターは高校の時に入手した物。

     アナログも視覚的にわかりやすくて好きなんだけど、細かい数値はデジタルの方が読み取りやすい。

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  • 自作リードベンダー
    2017/03/01 16:21  
     リードベンダーをサクサクッと自作してみました。



     リードベンダーとはその名の通り、抵抗器やダイオードなどの足を折り曲げる器具です。



     リード線を折り曲げるくらいでこんな器具は必要ないだろうと思っていましたが、意外とキッチリ長さを合わせて折るのって難しい…というか、面倒くさいので考えを改めた次第。しかし、市販品の「サンハヤト リードベンダー RB-5」は100均で売っていても不思議じゃないくらいの物なのに700円というお値段。心情的にコスパの悪い物にはカネを払いたくない!

     ということで自作してみました。


    設計図。溝の幅、深さは約1mm。

     材料は5mm厚の透明アクリル板。コイツにテーブルソー(28070改)で溝を掘り、卓上スライド丸ノコ(C6RSHC)で斜めにカット。


    12mmから1mm間隔で30mmまでセットできる。

     寸法ステッカーはパソコンで制作。


    カッティングシートにプリントしたものをラミネート加工。


    使い方は簡単。目的の寸法にセットしてリードを曲げるだけ。

     アクリル板は端材を利用したので材料費は50円以下。抵抗等がキレイに配置されてない回路って気持ち悪いので、コイツでスッキリしそうです。

     アクリル板の購入はアクリルショップ・はざい屋がオススメ。あららもよく利用しています。

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  • 自作下駄箱 完成
    2017/03/01 01:08  
     完成しました。



     なんの特徴もない、平凡な下駄箱です。

    設置前設置後

     据え付けの下駄箱にデザインを合わせてみました。


    内部


    切り口は木口貼りテープを貼り付けて見栄えを良くする。




    扉の接合はスライド丁番(全かぶせ)を利用。




    何年も使うものなのでツマミはメタル製のちょっと良い物をチョイス。据え付けの下駄箱とデザインを合わせました。


    裏側


    特徴が無いので違和感もないですね。(苦笑

     材料はすべてホームセンターで買い揃えることができます。材料費は6,000円くらい。

     工作は塗装作業がなかったので楽でした。出来はフツーに良いんじゃないかと思います。平凡すぎて完成しても高揚感が全然無い。

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  • 自作下駄箱計画 発動
    2017/02/19 02:24  
     自作フライス盤計画の前に増設する下駄箱を作っちゃいます。


    設計図。自作は好みのサイズにできるところが良い。

     市販の安物下駄箱くらいの仕上がりにはもっていけると思う。






    しっかし、安いなぁ。今回の自作下駄箱の材料費とそんなに変わらないですよ。

     角材で木枠を作り、それに2.5mmの薄い板を表裏に張り付けるフラッシュ構造。安物家具によく用いられる工法ですね。コイツの利点は低コストと塗装済みパネルを用いることで塗装作業を省くことができ、工作が簡単なところ。

     角材は赤松を使用。1980×90×15で298円(税別)。表面の薄い板はプリントMDFボード(1830×920×2.5)。現品限りのアウトレット価格でちょっとお買い得でした。


    安いので4枚買っておいた。使うのは1.2枚。

     まずは木枠を作ります。90mm幅のはずなのに87mmしかなかったので設計を修正するハメに…。切り口も直角ではないので端を若干切り飛ばしておく。しっかりしておくれよ、製材屋。



     接合部分はベニヤ板を差し込んで強度アップを図る。差し込む溝はテーブルソーで掘ります。


    板を何度かズラして5mmの溝を形成。


    5mm厚ベニヤ板を差し込んで接合。補強効果抜群です。

     ダボは微妙にズレるので今回はこの手法を取りました。本当はビスケットを利用したいところなんだけど、持っていないので仕方ない。まぁ、人目につくこともないので問題なし。今度トリマーのビスケット用ビットを買ってみるかな。






    家具製作に使われることの多いビスケットですが、国内メーカーはマキタしか国内販売していないんですよね。


    片面に板を張り付けた状態。

     次は組み立て作業。

    →自作下駄箱 完成

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  • 自作フライス盤?
    2017/01/31 21:01  
     お次の計画は自作下駄箱。部屋に備え付けの下駄箱では収納仕切れないので増設することにしました。

     コイツはプリントMDFボードを貼り付けることで塗装作業をなくし、サクサクッと作ってしまおうと思ってます。よくある中空の安物家具の作りですね。

     それでその次の計画予定。

     いよいよ大本命の革命的塗装ブースに着手しようかと考えていたけど、フライス盤が欲しくなった。

     フライス盤とは金属の表面を綺麗に、正確に削る電動工具です。日本の製造業を根底で支えている機械といっても過言ではないでしょう。もちろん、自分が欲しいのは産業用ではなくホビー用ですが…。

     さすがにマンションの一室に50kg以上ある本格的なフライス盤は持ち込めないので、ギリギリ持ち運べる質量40kg以下のものを購入しようかなと思い、以下の物を考慮してみる。








     プロクソンの2700を最有力候補に見ていたけども、アマゾンのレビューでは散々な評価。以前バイト先で使っていたのを見たこともあるけど、細かい振動が発生して結構うるさかった記憶が…。構造的に首根っこの1点を固定しているだけなので剛性が不足しているのだと思う。27120はφ6mmのエンドミルも使えないし、ちょっと非力感が漂う…。
     Mr.Meisterのリトルミーリング1は比較的軽い部類に入るとは思うのだけど、やっぱり40kgもあると据え置きになっちゃう…。

     そこで、トリマをパワーユニットにした自作フライス盤はどうかなと思い立ってしまった。コンセプトは「高剛性」「高剛性」「高剛性」「軽量・コンパクト」「精度」。とにかくフライス盤は剛性が何より大事。削る素材はせいぜい3mm厚のアルミ板なので結構小型にできるのではないか。

     まだまだ思いつき段階なのでちょっと考えてみようかなと思う。

     コンピュータ制御のCNCフライス盤も別途欲しい。KitMillとか。

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  • 段ボールチェア
    2017/01/11 19:49  
     足首骨折で正座ができない母のために低い座椅子を段ボールで製作。


    サイズはW360×D190×H130


    裏側

     大型プリンタの梱包に使われていた頑丈な段ボールを用いたので木製並の強度を保持。70kgの人間が乗っても大丈夫。製作費は木工用ボンド50円分くらい。

     段ボール製なので重くないし、ぶつけても痛くないので怪我人に合っているんじゃないかな。ケガが治って不要になったら気軽に廃棄もできる。こーゆー図工の工作的なものもナカナカ楽しい。

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  • 安物ツールの改良
    2017/01/03 01:22  
     リョービの電子トリマ「TRE-60V」に付属していた工具を改良してみます。

     付属ツールによくあるプレス加工の安っぽいスパナ。ビットの交換時に用いるので使用頻度が高い。


    17mm片口スパナ

     3mmの厚みしかないので力を入れると皮膚に食い込んで痛い。冬場は冷たくて握りたくない。そこで柄を取り付ける工作をします。


    3mm厚のアルミ複合板を型抜き。それを4mm厚MDFボードでサンドイッチ。クランプでしっかり圧着。


    少し大きめのまま適当に接着。接着剤はコニシの「ボンド ウルトラ多用途S・U クリヤー」を使用。


    完全に接着したら卓上スライド丸ノコで切断し切り口を揃える。


    卓上スライド丸ノコはテーブルソーより切り口がキレイ。


    卓上スライド丸ノコで切り揃えた後はトリマで角を丸く処理。


    ペーパーヤスリでならして加工作業終了。良い感じになりました。


    マスキングして黒く塗装。


    デカールチューンし、クリヤでコートして完成!

     柄を取り付けただけで使い勝手が格段に向上。厚みが11.5mmに増したので皮膚に食い込むこともなく全然痛みを感じません。少し長くなったのでテコの作用で力も入れやすくなった。冬場の使用も冷たくない。安っぽいツールではありますが、市販の両口スパナより断然使いやすいです。







     コニシの「ボンド ウルトラ多用途S・U クリヤー」は良い接着剤。あららの工作には不可欠。

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  • 自作コンセントフットスイッチ
    2016/12/29 01:59  
     コンセントフットスイッチを作りました。


    28006改IIのフットスイッチとほぼ同じデザイン。

     自作はんだ吸煙扇風機計画遂行に際して、トリマーによる円切り作業が必要になりました。

     この円切りは細かい作業になるため両手で材料をしっかり固定する必要があり、トリマー電源のON/OFFが困難。そこで以前購入したパナソニックのフットスイッチ「WH2711K」の出番、と思ったのだけど、やっぱりWH2711Kは使いづらい。



     コイツのダメな所は日本製とは思えぬ低い商品性。

    1. 高さが33mmもあり野暮ったい
    2. スイッチボタンのストロークが大きくしっかり足を上げる必要がある
    3. スイッチの感触が大雑把で精度が低い印象
    4. ONでもOFFでもボタンの高さが同じなのでON/OFF状態がわかりづらい
    5. オルタネート式は電動工具に不向き

     使いづらい道具は悪。それで結局フットスイッチを自作することにしました。始めから自作すりゃ良かったよ。

     コンセプトは「コンパクト」「モーメンタリ」。モーメンタリとは押している状態はON、離すとOFFになるスイッチ形式のこと。一度押すとON、もう一度押すとOFFになるスイッチはオルタネートと言います。


    設計図。

     サイズはW50mm×D90mm×H16mm(突起物除く)。パナの半分の高さ。コンセントの差し込み口の関係からこれ以上薄くできない極限の低さを実現。1.9mmの踏み込みで通電します。ボディはオールアルミ製で質感と堅牢性を高めました。


    内部構造。

     一応防じん構造にし、99.9%以上の確率で埃の侵入を防ぎます。金属片などが侵入して電源が切れなくなると厄介だから防じん性はちゃんと確保しておく。安全第一設計。


    スクエア形状の超シンプルデザイン

     立ち作業での操作なので傾斜を持たせずフラットに設計。


    コンセント差し込み口を取り付けられるギリギリの高さ

     ミラーのカッティングシートにプリントしてラミネート加工したオリジナルステッカーを制作。


    「DESKTOP TOOLS」はあららオリジナルブランドとして展開。


    裏側。ステッカーチューンでそれっぽく演出


    WH2711KBPとの比較。


    薄さが違います。

     WH2711Kの欠点をすべてクリアしました。我ながら使い勝手良好です。できればパイロットランプも装備したかったけど、コンパクト性と確実性を優先させました。

     これで手を使わずトリマーのON/OFFが可能になる。

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  • 16式自作塗装ブース 完成
    2016/11/29 19:51  
     16式自作塗装ブース 完成しました。


    16式自作塗装ブース

     今回の16式は基本的に13式自作塗装ブースと同じ構造ですが、使用場所が浴室とのことで窓枠パネルの代わりに浴室の換気ダクトへ接続する形になります。また、他に新しい機構を組み込みました。

    ・スライド天板LED照明
     天板に物が置けるよう、天板をスライド式にして100mm広くできる構造にしました。天板の下部にはLED照明を設置し、上蓋に設置する構造より手元に近い位置に照明を配置できる。




    φ5mm砲弾型LED112球使用

     天板を少し持ち上げて上蓋をLED照明ユニットにハメ込むように設置してください。


    ハメ込むと「カチッ」と音がします。

     ハメ込むことで天板がロックされ、重いものを乗せても大丈夫な強度を出します。

    ・ハンドピースホルダー
     スライド天板の両脇にはエアーブラシのハンドピースホルダーを設置。丈夫なメタル製。


    セットできるハンドピースは一般的なタイプになります。


    使わない時は邪魔にならないよう収納できます。

    ホルダーに対応したハンドピース









     上記のタイプ以外のハンドピースをお使いの場合は、未加工のアルミパイプを2本同梱したので合う物を自分で作ってください。



    ・スイッチ
     左側に「LED照明スイッチ」と「DCファンスイッチ」を配置。DCファンスイッチは「LOW」モードと「HIGH」モードがあり、モーターの回転数を変えられます。なお、LOWモードは抵抗器を噛まして電圧を落としているだけの簡易型なので省電力にはなりません。通常はHIGHモードでの使用を推奨します。


    LOWモードはモーター音が小さいので音楽を聴きながら作業ができる。

     右側には外部コンセント用のスイッチを設置。コンプレッサーを繋げれば塗装ブース本体でコンプレッサーの電源ON/OFFが可能になります。


    こっちはパイロットランプ付き。


    裏側にコンセントを設置。

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