工作する上で重要なのは正確なサイズを測ること。金属の場合だと0.1mm違うだけできつくて入らなくなります。
そこで高精度の測定器具が必要となります。今回の場合はノギス。
「ノギスと言ったらミツトヨ」と言われるぐらい信頼されている
ミツトヨ製のノギス。世界のプロの製作現場で使われているのもほとんどミツトヨ製と言っても過言ではないのではなかろうか。
それで、「オレもミツトヨのノギス欲しいー!」と言うことで買っちゃいました。
上から「CD-15PSX」「NTD13-15PMX」「タミヤ 精密ノギス 74030」 新品を買うつもりだったのだけど、ネットオークションにて中古が2個セットでお安く出ていたのでつい落札しちゃいました。新品で買うと2個で4万円以上するシロモノです。
しかしさすが世界のミツトヨ。中古でもスライドが実に滑らか。実用にほとんど問題ありません。
このノギスの良い点は、
・デジタル表示
・高精度
・防水構造
・サムローラー
・オートパワーON/OFF
・信頼性
今まで使っていたタミヤの「精密ノギス 74030」とは明らかにレベルが違いますね。まずスライドの滑らかさが段違い。ガタの大きさも雲泥の差。
以前はアナログの方が通っぽい感じがしていたのでデジタルにあまり興味はなかったのですが、やっぱり時代はデジタルですよ。(笑 デジタル表示超快適! 測定精度もまったく狂いなし。
ノギスの電源OFF操作って結構忘れそうなのでオートパワーON/OFF機能は絶対あった方がいいと思います。
タミヤのノギスにコップをひっくり返して水浸しにしてしまった過去から防水機能はできれば付けたい。サムローラーも精密な測定にあると便利。
タミヤのノギスも悪くはないと思うのですが、ミツトヨのノギスとは比べる土俵が違ったって感じ。
タミヤノギスは
シンワからのOEMっぽい。「高級ミニノギス M型 10cm (旧19894)」「アシス ノギス M型 100mm(19875)」とクリソツ。現行の19894は段差測定もできるのでタミヤマークに拘らなければ安いシンワブランドの方がオススメ。
でも品質重視ならアナログもミツトヨ。 0.01mm単位のミツトヨに対し、安物のデジタルノギスは0.1mm単位。0.19mmと0.10mmじゃ全然違うからこの差は大きいです。また、安物は蛍光灯のインバータのノイズでデタラメな数値を表示したりするので信用できない。ちなみに、ミツトヨのノギスはノイズに強い。
匠が使っているノギスはほぼミツトヨ
なかなか理想に近いミツトヨのノギスだけど、ホールド機能もあればなお良かったですね。